ぶら下がり
なんとなくだけど、なんとなく始めたらこんな感じになって、それが良かったりも悪かったりもするんだけど、なんとなくこう、気持ち良かったりキメが必要だったり有機的なもの。いつもどこかで思ってる事や口には出して言えない事、いつか言わなきゃいけない事が知らない間に別の人に伝わってる。言葉にならない。だけど確実にそこにある。何か言う前にもうそんな話があったね、と古い話題のように俺につきまとっている。廊下ですれ違った君の後れ毛のようなあれは皆言わなくてもわかってる。だから勝手にスタジオ入って、この先の事を話しあったり漠然とバカな話をしたりする。隣の部屋の聴いた?今のは良かった。その前の〜、ちょっと変わって行くとこあるじゃん。東京にいる人が皆好きずきに電車に乗って誰かと待ち合わせする、そんな感覚でここにやってくる。汗だくで。道に迷いながら(笑)初めて来た所でももうそこは既に誰もが知っていて普通に、トイレに行ける。仕事の愚痴とか恋人の話、どこにでもある風景から誰もが皆歌ったり踊ったり...ぶら下がりは、なんかそういうバンドだ。


