LAW
太宰100年だそうな。全然知らんでなんとなく読み返していたけれど、やっぱめんどくさい奴だ。それを小説にしなければならない程か?というのは今の時代に何か通じるものはあるかも、つい読ませられちゃうけど。いつの時代にもダメな奴っているのね。あと最近阿部B再検証中。今までユニコーンというとテッシー民生ギタリスト組ばかりに気が向いていたが、実際プロデューサーとしてイニシアチブを取っていたのは阿部Bだったし、彼の多重人格性には少し興味があった...プログレ風キーボードの被せ具合、遅れて来たロックスター風に颯爽と(背中に憂鬱を携え)客席にスライディングする彼の生きざまには何かありそうな(そして何もなさそうな)気がして。笹路正徳の弟子だったのかふーんなるほどねぇ。というのをナザレス聴きながら思っていた。ハードロック(メタル)、プロレス、太宰...何かが、俺の周りで何かが揺れている。自分の人生を沢山ムダにしてきた俺の青春が今巡りにめぐって、一つのサークルを形成している。そう、これが俺の回転花火...
空き地
雲の中にいるみたいに湿気が重苦しい。山の天気みたいだな。もっと周りに自然があればいいんだけど。陽は出なくとも草木は伸び放題。奴らとの戦いはまだ始まったばかり...しかし本当の敵は人間である。人間の勝手な言い草の方が絡まる蔦よりも厄介。空のずっと向こう、地平線の辺りをじーっと眺めてしまう。電線の連なりとか、様々な色の屋根が雲の層によって、街に薄暗く影を作る。鳥が喚き子供はそれを追う。物と事の境界が読めない子供は何に泣くのだろう。風がひんやりとしている。疲れた身体をぐったりと伸ばす。木の上の滴が顔にかかる。ふざけやがって。鳥の大群が空き地に群がって餌を探している。雨粒が窓を打ち付けているがあの人は大丈夫だろうか。隣に枯れ枝の山がある。二つこんもりと盛られてるとなんだか獣みたいだ。鳥逹が騒がしい。曇りの日はなんか世界の終わりみたいで好きだ。子供の頃からずっと好きだった。ぼんやりとしてるのは俺のせいじゃなかったんだ...


