ジャズへの供物
ヒューホッパーが亡くなった...心よりご冥福お祈り致します。ソフトマシーン、カンタベリーミュージックの立役者としてその独特なサウンドで新しい一脈を作ったといって過言ではない。オーネットコールマン、チャーリーヘイデンらが提唱したフリージャズという音楽の解体を継承、再構築、エレクトリック・ジャズ/ロックの新しい文脈を作った...確かに後期のソフトマシーンは本格的なジャズロックバンドと化したが、ヒューがリリースした沢山のソロ作、様々なミュージシャンとのデュオ等には、そうした硬直化してしまったソフトマシーン"カンタベリーサウンド"からの脱却の軌跡が数々残されている。個人的に、とりわけ興味深い作品としてナショナルヘルス等で活躍したキーボーディスト、アランガウエンとのデュオ作(更にフィルミラーを加えたソフトヒープ/ソフトヘッド)、ワイアット/ラトリッジ/ホッパーの所謂「黄金期」ソフトマシーンが、ダンスの為に制作したspacedというアルバムを挙げたい。ハットフィールド&ノースやエッグ、R.I.O系等に、連綿と受け継がれていくカンタベ
リー文脈を一番勉強し、背負っていたのは間違いなくヒューホッパーその人だったのだ。ソフトマシーン3rd〜spacedに記録された、石のようなミニマリズム(これこそ「音響派」じゃないのか?)そしてガウエンとのImprovisationsに収録されているA L'ouestという曲を聴いて欲しい...こんなに遊び心溢れる、楽しく美しい曲を俺は他に知らない。彼がずっと聴いていたのは、ジャズという"響き"への、深い敬愛だったのではと思います。
リー文脈を一番勉強し、背負っていたのは間違いなくヒューホッパーその人だったのだ。ソフトマシーン3rd〜spacedに記録された、石のようなミニマリズム(これこそ「音響派」じゃないのか?)そしてガウエンとのImprovisationsに収録されているA L'ouestという曲を聴いて欲しい...こんなに遊び心溢れる、楽しく美しい曲を俺は他に知らない。彼がずっと聴いていたのは、ジャズという"響き"への、深い敬愛だったのではと思います。


